「リサイクルショップの謎」物との出会いは面白い。 

リサイクルショップ 謎 古本 出会い

珍しい物が売れることがある。少し前のことだ。

街に古本屋がどんどん消えていくかわりに、ブックオフなど中古の本やCDを扱う新しいタイプ店が乱立している。私は若い時古本屋が大好きだったが、残念ながら時代の流れというやつには逆らえない。
したがって、勝ち目はないので本などは積極的に引き取らないことにしている。

ところが、引越しや家の建て替えで家具を引取りに行くと、ついでに本も持っていって欲しいと依頼されることがある。本の中身とか吟味せず1冊10円だったり、ただで引き取ったりしてる。
そんな仕入れ方だから、店内にきちっとした古本のコーナーを設けていない。
本棚に適当に入れてその本棚が売れてしまうと、中の本は流浪の民だ。次の居場所を探さなければならない。
価格は文庫本も豪華写真集もオール50円で販売している。

そんな中に、一冊だけ500円をつけたものがあった。正確な書名は忘れてしまったが、「無線通信ハンドブック」とかいう結構厚い辞典みたいな本だ。出版されて、25年は経っていたかもしれない。
二十歳くらいの若い子がそれを抱えてレジに来た時には、思わずその本と青年を数回見まわしてしまった。

「珍しい物を買っていくね」
「探し回っていたんです」
「そんな古い本、データーなどが古すぎて役に立つのかね」
「その古いデーターが載っている本がもうないんです」
「ふ〜ん。。。」

「神田や鶴舞の古本屋も探したし、インターネットでも探したけどみつからなかった。
こんなところにあるなんて・・・・・」
青年の顔いっぱいにお宝発見の喜びがあふれていた。

リサイクルショップを回る楽しみに一つに、こんな探し物にめぐり合うこともある。
オール50円の中でそれだけ500円にした理由は、どうせこんな古い難しい本売れな
いから、もし売れるとしたらマニアが買うにちがいない、じゃ、500円にしておくか、と
いうくらいの安直な発想だ。

勘は当たった。この場合金額は小さいけどね(笑)
この青年は探し物に遭遇しリサイクルショップめぐりがやめられなくなり、
私は勘が当たってリサイクルショップがやめられない(笑)


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コメント

ぼくもチェックしてます

リサイクルマニアとしては本のチェックは必須ですね。
古書店は本によって値をつける傾向があるので、
大雑把に値段を付けていらっしゃるリサイクルショップは魅力があります。

その通りです。

コメントありがとうございます。
骨董品も同じ傾向にあります。
いわば骨董屋さんと同じ値段は付けられないので、大雑把です(笑)

私もリサイクルショップは大好きです。
特に欲しいものがなくても、見ているだけでも楽しいですね。偶然の出会いに期待して(笑)
そのお客さんの嬉しそうな顔が目に浮かびますね!(笑)

コメントありがとうございます。
1個しかないもので珍しいものは、売れた直後また別のお客さんが探しにくることがよくあります。それまでづーと売れずにあったのに(笑)

無線通信ハンドブック

無線通信ハンドブック

 懐かしい書籍名です。多分、書籍名は「無線工学ハンドブック」でしょう。オーム社から昭和30年11月15日発行の第2版を持っています。手垢で汚れ、さらに経年変化でそれらしい趣の色合いになったカバーに学籍番号と氏名が万年筆で書かれていました。多分大学3年(昭和31年)の頃購入したものでしょう。その奥付の定価欄に3000円。昭和33年貰った初任給手取り分が「こみこみで約9000円」でしたから、えらい高いものを買ったことになります。
 家庭事情としては、私学に入学出来るような状態ではなかったのですが、アルバイトで溜めた「お小遣い」で買ったのでしょう。2年の頃から夏 冬の長期休暇期間の殆どを学費のためのアルバイトに費やしたものです。当時の「学徒援護会」を通じ紹介して貰ったのですが、多くの優良企業が学生を受け入れてくれました。大助かりでした。
 あれこれ書籍を買える状態ではなかったのですが、そのハンドブックで「無線、電波工学」に係る学習の参考になたことを覚えています。卒業して企業に就職してからも、基礎編に収められている数学公式、数表の引用で重宝したものです。
 
 「無線通信ハンドブック」のお蔭で、遠い昔のことを思い出しました。ありがとうございました。

源ちゃん 様

コメントありがとうございます。
あの本のことが特定できて、その頃を語れる方がついに現れた!(笑)
嬉しいですね。

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