中国問題は広がる一方か 

06.12.5湖東三山 030

中国の農薬ぎょうざ問題になかなか解決の光が見えない。「さば」も「ニラまん」も登場してきてその光はさらに遠のいている。
われわれ一般市民には事件の全容はわからないことが多い。ただメディアの情報を見ていて日本と中国との根本的な姿勢の違いに気が付く。
日本では関係商社が「ご迷惑をかけて申し訳ない」とすぐ謝罪した。
中国では製造会社が「当社は清潔面も安全面も何の問題もない」と強調。
むしろ日本の騒ぎ方がおかしい。こちらが被害者だとまで言い切った。

日本と中国のこの違いは何だろうか。
とりあえず頭を下げて嵐が去るのをひたすら待つ日本人。
自分のところから農薬混入した商品が出たという事実があるのに、認めようとしない中国人。
「簡単に謝りすぎる日本人」、反対に「謝りなさすぎる中国人」の構図が見えてくる。

当店に来る中国人は2種類ある。
だいぶ前から日本に住んでいる中国人。外観は日本人と区別はつかない。
中国レストランなどを経営していたり自営業の方が多い。日本の習慣や物価にも慣れていて車もいいものに乗っていたりする。

もう一つはこの数年から昨日までに来た出稼ぎ組の中国人。時に大企業だけでなく、中小企業の研修生という形で来日する。そして買い与えられた自転車に乗って4,5人の集団でやってくる。

この人たちは服装や身のこなしが違うので大体わかる。
まず日本の若者みたいな「ルーズファッション」系はない。
破れたジーンズははいてないということだ。戦後日本が貧しかった頃、破れたズボンは恥ずかしいものだったが、豊かになった今の若者は破れていないと恥ずかしいらしい。(ほんとうに豊かかどうかはこのところちょっと怪しくなって来ているが)

来日の日が浅い彼らは日本語がほとんどしゃべれない。英語ももちろんわからない。
不思議なのが言葉がほとんどわからないのに、あきれるほどわずかな日本語でいろいろ質問してくる。

逆の立場を想定してみよう。日本人が海外旅行をする。つたない英語で質問すると、親切な現地人が10倍の言葉の量とスピードで答えてくれる。トイレはどこにあるかくらいは指を差す方向でわかるが、商品説明になるとさっぱりわからない。質問したことを後悔する。次から手間を取らせては悪いと質問するのにも腰がひけるのである。

中国人にはこの感覚がないようだ。接客をしていて言葉にしにくい妙な図々しさを感じることがある。そして、長いこと店内を見て回るが、日本との物価の違いからかめったに買うことはない。

私は中国人の悪口を言おうとしているのではない。13億人もいる大国では個々に性格や考え方が違う様ざまな人達がいる。ひとくくりでは言えないことはわかっている。しかしながら国民性とか文化的背景が日本人とはやはり大きく異なる。そしていろいろな場で接する機会が増えてきた現代、必要なことはまずその違いを認識することだと思う。

突然話は変わるが、重慶の東アジアサッカー選手権の中国戦。
テレビ観戦した方も多かったと思うがどう感じられただろうか。
とにかく中国選手が日本陣内に攻め入る時の観客の大声援はすごかった。

後半戦だったと思うが、ちょっとおやっと思える場面があった。大声援の観客の視線がグランドではなく観客席のある方向を向いている場面だ。
アナウンサーは、「監督をかえろと叫んでいる一群があるようです」と説明した。
敗戦が濃厚になってきたからとは言え、日本の観客ではありえないことである。
それは翌日の新聞がやってくれる。競技場では自国の勝利を最後まで信じて応援するだろう。

それにしてもアウェイという逆境の中でラフプレーや反則の連発に耐え、理不尽なレフリーの判定に日本の選手は冷静に対応した。大人国中国が勝ちにはやった小人行為を繰りかえし、小人国日本は大人の戦いをした。
岡田ジャパンの選手たちに大いに拍手を送りたい。


なるほどなと思えたら、それぞれひと押しお願いします。

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