プリントごっこはどこに行った? 

07.11関宿・羽黒山 048


年末でも日常は変わらないのになぜか気忙しい。あっという間に日々は過ぎ去っていく。歳を重ねるごとにそのスピードは上がってくるような気がする。
ちょっと長いが、こんな言葉を知った。

「仮に10歳の子供の一年がそのまま一年の長さとすると、20歳では一年の長さはその頃の半分になり30歳は3分の一となり40歳では4分の一に50歳では5分の一の長さとなる」

時間は誰にとっても全く同じはずなのに、この説明には感覚的に「そうだよなあ」とうなずいてしまう。若い頃のたった数年がすごく濃密な時間だったことに気が付くのはたいがい歳を取ってからである。

当リサイクルショップの10年間も瞬く間だった。
しかし、「十年一日のごとく」ではなく社会も個人的にもいろいろ変化はあった。
オープン当初親と一緒に時々来ていた小学6年生の男の子がすでに22歳。すっかり青年になり彼女を連れて「おじさん、俺、わかる?」と来たりする。

また商品の流通は世相を反映する。
中古でも大きな変化がある。当時売れていて近頃さっぱり売れなくなった商品がある。今では買取り引取りをお断りしている商品である。

大ヒット商品だったプリントごっこ。ちょうど今頃の年末、年賀状に大活躍だった。懐かしいがもう使う人がいない。
スキー板と靴、これも邪魔者扱いだ。スキー人口の減少とスノーボードの人気だ。
ウォークマンやCD/MDウォークマンなどの携帯オーディオ系。数年前までは売れたが、若者たちはアイポッド系にほとんど移行した。
それにワープロ。これも数年前までぼけ防止にと年配の方が探しにきた。今では完全に消えた。
使わない学習机。家の中で場所をとっていて片づけたいアイテムだろう。
これも売れなくなって引き取りを制限している。少子化の影響と思われる。

今冬はガソリン・灯油が高騰。その影響か、灯油のストーブ・ファンヒーターよりも電気ストーブの売れ行きがいい。電気料金もいずれ上がってくるんだろうが時差がある。釈然としないが目の前の価格の高さにとりあえず灯油使用を減らそうとしている様子が伺える。

また湯たんぽが去年に比べて格段によく売れている。当店では去年の同時期の5倍は売れている。湯たんぽは電気毛布などに比べるとはるかに体になじむ。あの暖かさは「幸福感」さえ感じる。
私も今年試しに使ってみてから湯たんぽファンになった。翌朝はまだ暖かさの残っている湯を使って髭をそる。
一石二鳥である。


なるほどなと思えたらクリックをおひとつ!

コメント

古いアイテム

タイムリーなコメントでなく申し訳ありません。

 我が家でもプリントごっこを重宝したものです。私が使わなくなってからでも、上の娘が暫く使っていたようでした。小うるさいことを言う娘でしたが、プリントゴッコの出来映えに何やら思い入れみたいなものを持っていたのではと思います。
 プリントゴッコのような、今時の若者達が知らないアイテムには懐かしさを覚えます。大きくて厄介扱いのスキーセット一式、物置の隅で埃を被っています。アイポッド系から見たら博物館クラスになるウォークマン以前の、小型カセット。当時は、会合模様録音の方に利用されていたと思います。重く大きかったので、携行して、音楽を楽しむオーディオ系の認識も機能も乏しかった代物でした。アメリカに赴任することになり、同期の猛者連中が「重宝するぞ!」と贈ってくれました。
 あれこれ買い換えてはいませんが、古典的な銀塩カメラを愛用していました。いつぞやご紹介した天体写真を撮った Olympus M1 です。その後に、大枚はたいてデジタルカメラを求めたのですが、価格の割りにぱっとしません。使い方が悪いのだと思っています。

コメントありがとうございます。

私もプリントゴッコが大好きでした。その当時としては家庭で印刷が出来るというのは画期的でしたね。当リサイクルショップでは割と懐かしい昭和グッズも並んでいます。誰も使わなくなっても、さらに時間を経ると飾っておきたいというその時代を知らない若者が現れます。今昭和グッズを買っていくのはほとんど20代30代の若者です。不思議です。

プリントごっこのインクはまだ買える?

初めてお邪魔します。
我が家の車庫の2階は物置になっていて、家族の歴史の遺物がところ狭しと置かれています。
もらった古いたんすの中には子供たちの図工作品やソフトテニスのラケットや例のプリントごっこが、家から追い出された戸棚の中にはもう再生機の無くなってしまったカセット3〜400本、以前内職で使っていた古い学習机の上には音だけはやたら良いけどラジオしか使えなくなったSONYのCDダブルラジカセ、もらった事務棚の中には、預かったままの布団乾燥機に消し忘れ事件以来使用禁止となってしまったストーブ、猫のトイレにカブトムシのケースいくつか、ハムスターのケージ2個、その奥にはもう出せなくなってしまった雛人形と五月人形、スキー板と靴5人分以上、最近使ってないガーデニングと日曜大工一式、等々。
ほとんど引き取ってももらえないものばかりなんですよね…。
使っているのは、最近主人がはまっている自転車3台くらい…。
これでも年末に軽トラ4台分くらい処分したんだけど、最近また子供たちが部屋から壊れたベッドやらスティール棚やらを運び込んで床が抜けそうです。
今では処分するにもお金がかかる物もあって頭を悩ませています。
たぶん、シンプルに暮らすには一度過去を切り捨てた方がいいんでしょうね?
リサイクル店は大好きなんで一度お邪魔したいと思いますが、たぶん冷やかしだけになるかも?

※この1〜3月放送されていたドラマ「あしたの喜多嘉男」の中でアンドリュー・ワイエスの画集がキーポイントとなってましたが、私は知らなくて気になっていたので、漆山美術館をのぞいてみるつもりです。


コメントありがとうございます。

あなたのブログを覗かせていただきました。、あの猫ちゃん以前見たことがあります。写真がいっぱいで楽しそうなブログですね。あなたは書くことも好きですか。なんか言葉が自由自在で出てくるみたい(笑)うらやましい。
もし、当リサイクルショップが特定できてご来店いただけたら、あるじの私に声を掛けてくださいね。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://rapiz.blog114.fc2.com/tb.php/16-ec91fd0f